ニイハオ中国(つばめ)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

10月1日は国慶節、中国の国の誕生日で
毎年約1週間ほどお休みとなります。

つばめも前日の30日から会社にお休みをいただき、
家族で夫の生まれ故郷である河北省の田舎で
3日間ほど過ごしていました。

農家の親戚の家の畑でトウモロコシをもいだり、
柿やりんごの収穫をさせてもらったりした以外は、
なーんにもせずにゆっくり過ごしました。

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仕事を始めてから目の疲れがひどかったので、
パソコンから離れてゆっくりできたのは
とてもよかったです。
子供達も親戚のみんなにかわいがってもらい、
帰りにはまだ帰らないと駄々をこねていました。

帰りはまた車で5時間かけて北京の家まで戻ってきました。
空いていれば、北京市内を抜けたところから数えて
だいたい2時間でつくそうですが、
連休ということで、北京を出る際も、北京に戻る際も
大渋滞で5時間かかりました。

去年はふたり目ちゃんがまだ2歳で、
長距離の移動になると色々と心配でしたが、
3歳の今年はそういう心配はあまりせずにすみました。
子供は1年1年大きくなっていくものですね。

後半は子供たちが風邪をひき、どこへも出かけずに
家でゆっくりしていました。

そして今日からまた出勤です。
連休に子供たちと出歩くと、連休明けに
ドッと疲れが出るのですが、
うちでゆっくり過ごしたせいで、
逆にリフレッシュできてよかったです。

今週は国慶節休みの振替のため、
土曜日まで出勤し、休みは日曜オンリーです。
あと4日、お仕事がんばりまーす♪

最近、コラムの更新が滞っていて
すみません。

実はつばめ、9月にふたり目ちゃん入園と同時に、
家の近くの日系企業で仕事を始めました。

ほんとは下の子が幼稚園入ったら、
ここ5、6年、子育てに追われ、
ほとんど持てなかった自分の時間というのを
ゆっくり楽しんで、それに飽きたら
仕事でも探そうと思っていたのですが、
8月に人材紹介会社に登録にいったところ、
タイミングよく家の近くの企業が人材を急募しているとのことで、
面接に行ったら、そのまま決まってしまいました。
前任者が辞める直前の急募ということで、
ふたり目ちゃんが半日幼稚園に行き出した初日から
つばめも半日出勤し、先週からやっと、
全日出勤をはじめたところです。

全日といっても、午前8時から午後4時半まで。
実は翻訳(というよりも中国人が翻訳した日本語の文章チェック)
という仕事内容自体にはあまり気が進まなかったのですが、
正社員は9-18時勤務のところ、
できれば夕方、幼稚園のお迎えに間に合う時間に上がりたい
という私の条件を受け入れたうえで
正社員として雇ってくれたことが、
ここの会社に就職を決めた大きな理由の一つです。

若い時は、責任ある仕事がしたいとか思ったものですが、
家庭を持ち、小さい子供を2人かかえる身となった今、
下手に責任ある仕事を任されて残業があるのも困るし、
家で家事や子供の相手をする余力も残しとかないといけないし、
この会社の日本語チェックの仕事は、
いざ子供が病気になった時などには
自宅勤務など多少融通もつけられそうでもあり、
かなりフレキシブルに働ける余地がありそうなところが
気に入っています。

ちなみに仕事開始前の8-9時は、日本語教師の資格と経験を生かして、
社員への日本語トレーニングを受け持つことになりました
(0初級クラスと1級取得以上の上級者クラス)。

もう一つ、この会社に決めた大きな理由は、家からの距離。
自転車でドア・トゥー・ドアで10分という近さ。
毎朝7:30に家を出て、自転車の前・後ろに子供たちを乗せ、
幼稚園まで送り届けた後、
そのまま会社へチャリ通勤。
早朝のすがすがしい空気をほほに感じながら
王府井大街を自転車で走り抜ける爽快さ。
そう、王府井大街は歩行者天国として有名ですが、
朝9時以前と、夜11時以降は
車両通行可能なのです。

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夕方は、故宮の東側を縦に長く走る
「皇城根遗址公园」に沿って北に10分走れば、
幼稚園に到着。
自転車通勤の待ち時間ゼロのロスのなさ、
通勤ラッシュにもまれず、快適に街を走り抜けられる
幸せを毎日感じながら出退勤しています。

仕事が終わった後、子供達の顔を見る喜びもひとしお。
チビちゃん、ふたり目ちゃんを自転車の前・後ろに乗せ、
王府井教会付近まで行って、幼稚園のお友達と
遊ばせながら、ママ友・ジジ・ババ友とおしゃべり。
時には市場によって買い物に行ったり、
結構ゆっくり過ごせるのも、16:30退勤だからこそ。

 

唯一の想定外は、目の疲れ。
一日中パソコンの前に座って日本語チェックしていると、
まるでもう老眼入ってるのかと思うほど、
ボ~ッと目がかすんできます。
1から翻訳じゃない分、限られた時間の中で
結構大量の文章をチェックしなければならないんです。
日本人駐在員さん、中国人社員のみんなともいい人達ばかりで、
他は全部気に入っていますが、
目のせいで、長く続けられないかもしれません。。。

試用期間が3カ月あり、
3か月後にはまた失業しているかもしれませんが(笑)、
とりあえず、できるだけ目を休めつつ、
続けられたらいいなぁ~と思っています。

うちのふたり目ちゃんも、
9月からついに幼稚園に通うことになりました。

ふたり目ちゃんは北京戸籍がないので、
公立幼稚園の園児募集基準を満たしておらず、
どうなるかとハラハラしましたが、
知り合いの先生の配慮もあって、
無事入園の運びとなり、ほっとしています。

初日の朝、兄と一緒に家を出て、
7:40には幼稚園に到着。
お兄ちゃんは朝ご飯があるけど、
初日のふたり目ちゃんは朝食なしの8:30開始なので、
故宮東側の遺跡公園で、持参したパンと卵を食べて、
ブラブラお散歩した後、再び幼稚園へ。

クラス担任と保育員の先生は、
以前チビちゃんが年中さんの時にお世話になっていたので、
顔も知っているし、安心です。
頭の中の8割ぐらいは日本語と思われるふたり目ちゃんですが、
先生の話は全部分かっているようで、
指示に従って、遊んだり踊ったり、
ご飯もモリモリ食べて、おかわりまでする始末。
兄と違って、何をするのも早いので、
見ていて安心です。

第一週は親付き添いで11時に昼食を食べたら、解散。
第二週は親なしの半日保育となり、
第三週目から、AM7:40~PM5:15まで、
三食昼寝付きの終日保育となります。

お昼寝の時間が、11:40~と早く、
また3時間近くもあるので、
ふたり目ちゃんもそのリズムに慣れるまで
かなりぐずるかもしれません。

上のチビちゃんの時は、
「お昼寝があるから、幼稚園が嫌」と
かなり長いことぐずっていました。
なんでも、寝られないのに
ベッドにじーっとしていなくてはならなくて、
起きたら怒られるのだそうです。

いずれにしても、できるだけ早く幼稚園生活に慣れて
楽しく過ごしてくれたら、親としてはありがたいです。

↓幼稚園の中庭で。

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↓朝、昼、夕食におやつもついて、保育費は1080元/月。やっぱり公立は安いですね。

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